こんにちは、ナカジです。
私は今、ブラック企業で働きながら、
早朝バイトもしている50代です。
時間にもお金にも余裕がない中で、
ブログで人生を立て直そうともがいています。
今の私は、早朝バイトをしています。
正直に言えば、体はきついし、できるなら早く抜け出したいです。
でも、そんな私がこの前、かなり驚く話を知りました。
なんと、
私の父親も、昔、同じ場所で同じ時間帯に同じような仕事をしていた
というんです。
聞いた時は、
「えっ、うそでしょ?」
と思いました。

父親のマッサージをしていた時に聞いた話だった
その話を知ったのは、
父親のマッサージをしていた時でした。
私がかなり疲れていたみたいで、
父親が理由を聞いてきたんです。
そこで私は、
早朝バイトをやっていることを話しました。
すると父親が、
驚いたような感じでもなく、
わりと普通に言ったんです。
「俺も昔、あそこでやってたぞ」
最初は意味が分かりませんでした。

雇われ先は違っても、場所も時間帯も仕事も同じだった

よく聞いてみると、
雇われ先の会社こそ違うけれど、
働いていた場所は同じ。
時間帯も同じ。
やっていた仕事も同じような内容でした。
父親は、昼間の会社を退職したあと、
60代から70代くらいの頃に、その仕事をしていたようです。
しかも、10年以上は続けていたと思います。
私はその話を聞いて、
かなりびっくりしました。
なぜなら私は、その頃すでに大人で、
父親がその仕事をしている姿を見ながら、
こう思っていたからです。
「朝早いし、魚臭いし、こんな仕事絶対やらない」

大人になってから見ても、あの仕事はやりたくなかった
父親が朝のバイトから帰ってくると、
よく
「今日もあおられちゃった」
なんて言いながら帰ってきていました。
シャツには魚の生臭いにおいがついていて、
それが私は本当に苦手でした。
「うわ、魚臭い……」
「朝も早いし、こんな仕事、絶対やりたくない」
当時すでに大人だった私でも、
本気でそう思っていました。
でも今、
その仕事を私がやっているんです。
ここ、なんとも言えない気持ちになりました。
しかも、父親と一緒に働いたことがある人がいた
話はそれだけでは終わりませんでした。
今、私が働いている倉庫の中に、
父親と一緒にその倉庫で働いたことがある人がいたんです。
「なんだ!!あの親父さんの息子かい!!」
「父ちゃん元気にしてるかい?!」
これにもまた驚きました。
私はもう2年以上そこで働いているのに、
そんな事実を今になって知るとは思いませんでした。
まさに、
「2年以上働いて明かされる真実」
みたいな感じです。
思わず笑ってしまうような、
でもちょっと不思議な感覚でした。
父親は、その場所でちゃんと人に頼られていた
さらに驚いたのは、
その倉庫や元締めの会社で働いている年配の方たちの反応でした。
年齢で言うと、60代から70代くらいの、
今は重要な立場にいる人たちです。
その人たちが父親の名前を聞くと、
こう言うんです。
「あの時はお父さんに助けてもらったんだよ」
「本当に助かったんだよ」
それを聞いた時、
何だか変な気分になりました。
私は今、ただ自分がしんどい仕事をしている感覚でいたけれど、
父親はその場所で、ちゃんと人に頼られていた。
そういう時間を過ごしていたんだなと思いました。
母親のことまで覚えている人がいた
しかも、話は父親だけではありませんでした。
母親も、父親と同じ会社に勤めていた時期があったそうで、
そのことまで覚えている人がいたんです。
「母ちゃん元気にしてる?」
「お母さんにも、うんと世話になったんだよ」
「今度ご両親を連れてきてくれないかな。懐かしい話をしたいよ」
そんなことまで言われました。
これもまた、不思議な気持ちでした。
私は今、自分の生活をつなぐために働いている感覚が強いです。
でも、その場所には、
私が知らない父親と母親の時間がちゃんと残っていたんだなと思いました。
絶対やらないと思っていたのに、気づけば自分がやっていた
あの頃の私は、
父親の魚臭いシャツを見て、
あの朝の早さを見て、
「絶対やらない」
と思っていました。
でも今、
その仕事を私がやっています。
しかも、父親と同じ場所で。
同じような時間帯で。
同じようにしんどいと思いながら。
今なら分かります。
「あの魚臭さ」 も、
「今日もあおられちゃってさ~」 という言葉の意味も。
私が今担当しているお店は、そこまで鮮魚が多く出るわけではありません。
だから普段は、そこまで魚臭くはならないんです。
でも、たまに大量に仕入れる日があります。
そういう時は手袋がびしょびしょになって、
「ああ、この感じか……」
と、あの魚臭さを思い出します。
ただ、これはまだ稀です。
父親が担当していたお店は、
毎日のように大量の鮮魚の注文が入る店でした。
それはもう、びしょびしょになるのが当たり前だったと思います。
私も研修期間にその現場へ入って、実際に体験しました。
そして、
父親がよく言っていた
「あおられちゃってさ~」
という言葉の意味も、今なら手に取るように分かります。
父親が担当していた店は、
食料品も魚も惣菜も大量に動く、売り上げの大きい店舗でした。
品物がバランスよく出てくれればまだいいんですが、
実際はそんなことはほとんどありません。
出る時は、一気に出るんです。
今でもそうです。
私がいる所も似たような感じで、
一気に出てくると本当にてんやわんやになります。
チェックが終わった荷物を端からカートに積んでいくんですが、
軽いものもあれば重いものもある。
それを次から次へと積み込んでいくと、
さすがにへとへとになります。
私も今、
父親が見ていたのと同じような風景を見ています。
これは何だか、
笑っていいのか、しみじみすればいいのか分からない話です。
でも確かに言えるのは、
人生って、本当に分からないなということでした。
今の私はしんどい。でも少しだけ見え方が変わった
もちろん、今の早朝バイトが急に楽になったわけではありません。
しんどいものはしんどいです。
体もきついし、
本音では早く抜け出したいです。
でも今回の話を聞いて、
少しだけ見え方が変わりました。
父親もここで働いていた。
しかも、人に助けられたと言われるような形で残っていた。
母親のことまで覚えている人がいた。
そう思うと、
今自分がやっていることも、
ただの「しんどいバイト」だけではないのかもしれない。
そんなふうにも思いました。
まとめ
私は、大人になってからも、
父親が朝のバイトから帰ってくる姿を見て、
「こんな仕事、絶対やらない」
と思っていました。
魚のにおい。
朝の早さ。
しんどそうな様子。
全部、嫌でした。
でも今、その仕事を私がやっています。
しかもこの前、
父親も昔、昼間の会社を退職したあと、
同じ場所で同じ時間帯に同じような仕事をしていたことを知りました。
さらに、その場所には父親や母親を覚えている人たちまでいました。
人生って、本当に分からない。
そう思いました。
今の仕事はしんどいです。
でも今回、
そのしんどい場所に、自分が知らなかった親の時間が残っていたことを知って、
何とも言えない気持ちになりました。


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