こんにちは、ナカジです。
私は今、ブラック企業で働きながら、
早朝バイトもしている50代です。
時間にもお金にも余裕がない中で、
ブログで人生を立て直そうともがいています。
今回は、GWTTシリーズ第1話:準備編です。
GWTTとは、
GW=ゴールデンウィークに
T=突撃
T=ツアー
という意味です。
84歳の母が、ぽつりと言いました。
「東京スカイツリーを見に行きたい」
ただの観光の話ではありませんでした。
2010年5月3日、建設途中のスカイツリーを見に行った
前回、家族で東京スカイツリーを見に行ったのは、2010年5月3日でした。
その時はまだ、スカイツリーは建設途中。
家族6人で東京に行き、未完成のスカイツリーを見上げました。
その時は、父も一緒でした。
あの時、母はこう言いました。
「完成したら、みんなでまた来ようね」
その時は、本当にまた来られると思っていました。

2010年5月3日、建設途中のスカイツリー。まだ完成していないこの姿を、同じ日に見ていた。
あの日、私たちはまだ完成していないスカイツリーを見上げていました。
そして母は、「完成したら、またみんなで来ようね」と言いました。
気づけば、16年が経っていた
でも、現実はそう簡単ではありませんでした。
家族はそれぞれ結婚し、独立し、生活が変わる。
全員で予定を合わせることは、
どんどん難しくなっていきました。
「いつか行こう…」
そう思っていたことは、気づけば後回しになっていました。
そして、気づけば16年が経っていました。
そして今回も、同じ5月3日だった
今回、東京へ行く日を確認して、私は驚きました。
なんと、今回も5月3日だったのです。
これはこの日を狙ったわけではありません。
本当は別日に希望したのですが、
旅行会社の都合で変更したのでした。
2010年5月3日。
建設途中のスカイツリーを見た日。
そして16年後の同じ5月3日。
84歳になった母の願いを叶えるために、
再びその場所へ向かうことになりました。
これは本当に偶然です。
でも私には、ただの偶然とは思えませんでした。
16年前の「また来ようね」という言葉が、
同じ日に戻ってきたような気がしたのです。
父は行けなくなり、母も年を重ねた
最近、父は腰を痛めてから一気に老け込みました。
東京へ行く気力も体力も、今はありません。
母も84歳。
腰が曲がり、足腰も弱くなってきています。
「行くなら、今しかない」
母も、そう感じていたのだと思います。
母がツアーを見つけ、話が動き出した
そんな中で、母がスカイツリーのツアーを見つけてきました。
そして、長男の私と妹に声をかけてきました。
16年前に言った約束を、今度こそ叶えたい。
その気持ちが、伝わってきました。

私の現実は、かなり厳しかった
ただ、私の生活は余裕があるとは言えません。
早朝バイトと昼の仕事。
週末は体を休めるので精一杯です。
それでも、GWなら何とかできるかもしれない。
そう考えて、私は動くことにしました。
日帰りの強行スケジュール
今回の予定は日帰りです。
・早朝から出発
・帰りは深夜
・私はバイト後にそのまま合流
かなり無理のあるスケジュールでした。
それでも、母のタイミングを逃したくありませんでした。
ツアー前日に母へマッサージをした
ツアーの前日、私は母にマッサージをしました。
少しでも体のあちこちが痛くない状態で、
東京へ行かせてあげたかったからです。
特に心配だったのは、足腰でした。
84歳の母を連れて東京へ行く。
しかも日帰りです。
歩く距離も多くなるはずなので、
できるだけ体を楽にしておいてあげたいと思いました。
ただし、この時はマッサージ代をもらいました。
そこは親子でも、いつもの形です。
ツアー翌日にも、マッサージをした
ツアーの翌日も、母にマッサージをしました。
東京でたくさん歩いたので、足腰はかなり疲れているはずです。
少しでも疲れが残らないようにと思い、もう一度体をほぐしました。
ただ、この時はマッサージ代はもらいませんでした。
ツアー当日、母にお昼ご飯や、妻と娘へのお土産代まで出してもらってしまったからです。
その分、翌日のマッサージくらいは私が返したいと思いました。
妻と娘は今回は見送った
私の家族全員で行くことも考えましたが、
今回は見送りました。
84歳の母のサポートに集中するためです。
妻はパートです。
娘は父に預けることにしました。
父にとっても、孫と過ごす時間が良い刺激になると思ったからです。
妹も体調に不安を抱えていた
妹は膠原病を患っており、体調に波があります。
当日行けるかどうか、正直ギリギリでした。
それでも、何とか行けることになりました。
条件がそろった
・84歳の母
・体調に不安のある妹
・時間に余裕のない私
この3人で、東京に行く。

行けるうちに行く。それが答えだった
16年前、建設途中のスカイツリーを見ながら、母は言いました。
「また来ようね」
そして16年後の同じ日。
その約束を、今できる形で叶えに行くことになりました。
家族全員ではありません。
父もいません。
それでも、今行く意味があると思いました。
まとめ:親孝行にもタイミングがある
今回の東京行きは、ただの旅行ではありません。
16年前の約束を、今の形で叶えに行く準備でした。
しかも、その日は同じ5月3日。
偶然かもしれません。
でも、私には意味のある出来事に感じました。
「いつか行こう」は、待ってくれない。
そう思いました。
▶ 次回はこちら
第2話|早朝バイト後に、84歳の母と妹を連れて東京へ向かった日


コメント