こんにちは、ナカジです。
私は今、ブラック企業で働きながら、
早朝バイトもしている50代です。
時間にもお金にも余裕がない中で、
ブログを書きながら
人生を少しずつ立て直そうとしています。
2026年9月13日。
56歳の私は、
銃砲所持に向けた
「初心者講習」を
受けてきました。
先に言っておくと、
まだ銃は持っていません。
クレー射撃も、
まだ一発も撃っていません。
それでも、
この日は私にとって大きな一日でした。
ずっと「いつかやりたい」と思っていた
クレー射撃に向けて、
本当に一歩、
足を前に出した日だったからです。
「いつかやりたい」と思っていたクレー射撃
親父が若い頃にやっていた
実は、
私の父は若い頃にクレー射撃をしていました。
使っていたのは、
上下二連式の散弾銃です。
ただ、昔の私はそれにあまり
惹かれていませんでした。
映画に出てくるような
派手な銃のほうがかっこいいと思っていて、
親父の上下二連には正直それほど
魅力を感じていなかったんです。
ところが、
自分でクレー射撃のことを調べるようになってから、
見え方が変わりました。
上下二連の散弾銃が、かっこいいんですよ。

今さらですけど(笑)
もっと話を聞いておけばよかった
父はその後、
体を壊してクレー射撃をやめました。
今になって思うのは、
「もっと親父に話を聞いておけばよかった」
ということです。
どんな気持ちで撃っていたのか。
何が楽しかったのか。
自分が興味を持った今だからこそ
聞きたいことが、たくさんあります。
生活が整うのを待っていたら、いつになるか分からない
本業があって、
早朝バイトもあって、
時間にもお金にも余裕があるわけではありません。
「生活が全部落ち着いてから始めよう」
そう思っていたら、
たぶんいつまでたっても始まらない。
50代になってから、
私はやりたかったことに少しずつ挑戦するようにしています。
クレー射撃も、その一つです。
それで今回、
まず最初の関門である
初心者講習を受けることにしました。
※銃の所持には、
初心者講習のほかにもいくつもの
手続きや段階があります。
制度や手続きの詳しい流れは、
お住まいの地域の警察で確認してください。
この記事は、
あくまで私が初心者講習を受けた一日の体験談です。

会場に着いたら、なかなか中に入れない
当日、会場に着いてみると、
準備をしていたようで、
なかなか講堂の中に入れませんでした。
ようやく入れたと思ったら、
次にちょっと驚いたのが席です。
自由席だと思っていたら、
番号で指定されていました。
私の番号は「30番」。
席は中央の一番後ろ、
窓に近い場所でした。
受講者は全部で50人くらいだったと思います。
男性が多かったですが、
若い人も結構いました。
女性も全体の5分の1くらいいて、
若い人が多かった印象です。
講習中は、
ほかの受講者に話しかけることなく
集中して望みました。
午前中は法律の講義。正直、意識が飛びました
午前中いっぱいは、
法律についての講義でした。
講師は警察の生活安全課の担当の方です。
基本的には、
教本に書かれている内容を
なぞっていくような講義でした。
……正直に書きます。
右から入って、
左から抜けていきました。

午前中ずっと椅子に座って話を聞くのは、
なかなかしんどいです。
度々、意識が飛んでいました。
それでも、大事そうなところには
蛍光ペンや赤ペンで印を付けながら、
なんとか食らいついていました。
ちなみに午前中の講師からは、
考査について
「ここから問題が出る」
というような具体的な話はありませんでした。
昼ご飯は「ナカジ特製焼きそばパン」
お昼は、自分で用意していった
「ナカジ特製焼きそばパン」です。
4枚切りの食パンにマヨネーズを敷いて
焼きそばを敷き詰めただけのパンです…
でも、美味しくいただきました。
外に買いに出なくて正解でした。
買い出しに出てバタバタするのは嫌だったので、
持って行って良かったです。
ただ一つだけ。
牛乳を買ってくればよかった…

午後、本物の銃を前にしたら眠気が吹き飛んだ
午後は、県の猟友会の方が
講師として来てくれました。
内容は銃の扱いについての講義です。
銃の種類や、
それぞれの特徴などを、
本物の銃を見せながら説明してくれました。

これが、午前中とはまったく違いました。
楽しい。
本物の銃を目の前にして話を聞くのが面白くて、
ワクワクしっぱなしでした。
午前中あれだけ意識が飛んでいたのに、
午後はちっとも眠くならなかったんです。
興味のあることだと、
こんなに違うものなんですね。
上下二連の散弾銃について質問してみた
せっかくなので、
自分から質問もしてみました。
聞いたのは、
上下二連の散弾銃のことです。
親父が使っていた、
あの上下二連です。
講師の方からは、
精密な部分なので乱暴に扱わず、
やさしく扱うことが大切だ、
という趣旨のお話をいただきました。
銃は道具として丁寧に扱うもの。
初めて本物を前にして、
その基本を教わった気がします。
「ここから問題が出るよ」がありがたかった
午後の講師は、
「ここから問題が出るよ」
というポイントも教えてくれました。
午前中にはなかった説明なので、
これは本当にありがたかったです。
後で書きますが、
午後の講義のおかげで取れた点もあったと、
自分では思っています。
実技講習に向けてのアドバイス
もう一つ、
印象に残ったアドバイスがあります。
今後、実技講習を受けるときには
「腕の良い先生に教えてもらいたい」
と伝えるといい、
という趣旨のお話でした。
まだまだ先の話ですが、
そのときが来たら思い出したいアドバイスです。
考査は50問。最後まで粘って見直した
講義が終わると、いよいよ考査です。
問題は50問。
30分たつと退出できるルールでしたが、
私は早く出ませんでした。
迷った問題が5〜6問ほどあったんです。
何度も見直して、全体を3〜4周しました。
最後まで粘って確認しました。
見直しの途中で「全然違うこと言ってるじゃん」
そして見直しの途中で、
ある一問に気づきました。
「この問題は、
正しい事を言ってるようだけど…」
「いや、これ全然違うこと言ってるじゃん」
その問題の答えを
「×」から「○」に変えました。
30番が呼ばれた瞬間
考査が終わって、合格発表です。
私の番号は30番。
1番、2番、5番・・・
「頼む!呼ばれてくれ…」
神に祈る思いです。

25番、27番、28番、29番、30番・・・
30番が呼ばれました!
「うわー、やったー!」

めちゃめちゃドキドキしました。
これが、そのときの正直な気持ちです。
結果は50問中45点。合格でした。
楽勝だったわけではありません。
迷った問題もあったし、
午前中は意識が飛んでいたし、
最後まで見直して粘った結果です。
特に、見直しで変えたあの一問。
あれが無ければ合格できなかったと、
自分では思っています。
そして、合格できなかった人もいました。
肩を落として帰っていく人の姿も見ました。
45点は、
決して余裕の点数ではなかったと思っています。
考査のあと、猟友会の女性と話した
講習中は誰にも話しかけなかった私ですが、
考査が終わった段階で、
私と同じくらいの年齢層の
一人の女性に自分から話しかけてみました。
隣町から来た、
猟友会に所属している方でした。
前回の考査は44点だったそうで、
今回は47点で合格したとのことでした。
私より2点上です。
前回から点数を上げて、
今回しっかり合格している。
同じ日に同じ講習を受けた人の話を聞けたのは、
この日の思い出の一つです。
合格した帰り、カツ丼を食べるはずだった
講習も考査も終わり、
無事に合格。

朝から一日がかりだったので、
帰りは講習会会場の近くにある定食屋で
高評価の「信州ポークのカツ丼」を
食べて帰ろうと決めていました。
合格したので
一人祝賀会をやろうとも思っていました。
「勝利の美酒」…ならぬ
「勝利のカツ丼」…格別の味だろうと楽しみにしておりました…

ところが店に行ってみると、
持ち帰りの大量注文が入っていて、
30〜40分くらい待つとのこと。
さすがにそこまで待つのはきつい。
結局、楽しみにしていた
「勝利のカツ丼」はあきらめました。
他の店も探そうと思いましたが、
気が抜けてしまいました。
そして寄ったのがセブンイレブン。
買ったのは、おにぎりと唐揚げ棒です。
初心者講習に合格した日のご飯が、
まさかのおにぎりと唐揚げ棒になりました(笑)。


そこから暗い道を、
車で約1時間かけて帰りました。
家に帰って、
妻と娘に初心者講習に合格したことを報告。

「パパすごいね」
と言ってもらえました。
カツ丼は食べられなかったけれど、
長かった一日がようやく終わりました。
一日座りっぱなしはしんどい。でも50代でもワクワクできた
一日を通して感じたのは、まず、
一日中椅子に座って講義を聞くのは、
想像以上にしんどい
ということです。
これから受ける人は、
覚悟しておいたほうがいいかもしれません。
それと、
お昼は持って行くと落ち着いて食べられます。
牛乳もお忘れなく(笑)。
でも、それ以上に感じたことがあります。
午前中はあれだけ眠かったのに、
本物の銃を見ながら話を聞いた途端、
眠気がどこかに行ってしまった。
「ああ、
自分は本当にクレー射撃に興味があるんだな」
と、改めて思いました。
50代になっても、
興味のあることにはちゃんとワクワクできる。
これは自分にとって、
ちょっとした発見でした。
まだ撃ってもいない。でも「いつか?」が「始めた!」に変わった
初心者講習に合格したからといって、
まだ銃を持ったわけではありません。
クレー射撃をしたわけでもありません。
むしろ、ここからがスタートです。
でも、
「いつかクレー射撃をやってみたい」
と思っていたものが、
「クレー射撃を始めるために、実際に一歩進んだ」
に変わりました。
この違いは、私にとって本当に大きいです。
本業もある。
早朝バイトもある。
時間にもお金にも余裕があるわけではありません。
それでも、自分のやりたいことを、
今の生活の中に少しずつ入れていく。
全部整うのを待っていたら、
たぶんずっと
「いつか?」
のままでした。
もし、同じように
「いつかやりたいこと」を
ずっと胸の中にしまっている人がいたら。
最初の一歩は、
思っていたより小さくていいのかもしれません。
私の場合、それは一日座りっぱなしの講習と、
焼きそばパンと、50問の考査でした。
まだ撃ってもいない。まだ始まり。
でも「いつか?」が「始めた!」に変わりました。
親父がやっていたクレー射撃。
その入り口に、
56歳でようやく立てた気がします。
この先のことも、またブログで書いていきますね。


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