”夢をかなえる課題”『人が欲しがっているものを先取りする編』多汗症?

こんにちはナカジです。

今回も「夢をかなえるゾウ」を読んだ感想を書きます。

夢をかなえる課題を一つ一つ実行してみました。

『人が欲しがっているものを先取りする編』

多汗症？

ガネーシャの教えによれば、

誰かにあったら「この人が欲しがっているものは何か？」

ということを考えながら接する。

そして欲しがっていること、

求めていることを出来るだけ与えるように心がける・・・

やってみました。

私は福祉関係の仕事をしております。

この施設を利用している方のお話です。

前回は『ゴミ屋敷』に住んでいる方に欲しがっている情報を教えたら

一日のうちにゴミが片付き新たな生活が出来るようになったお話をしました。

詳しくはこちらのブログをご覧ください。

～”夢をかなえる課題”

『人が欲しがっているものを先取りする編』ゴミ屋敷～

今回は多汗症に悩むWさんのお話です。

”多汗症？　Wさん38歳”

この方の欲しがっている物はずばり「汗の掻く量を減らす」です。

19歳くらいからずっと暑がりのうえ汗も大量に掻く状態だそうです。

Wさんは知的障害を持っております。

字を読むことと物事を理解して他の人に伝える事が苦手です。

しかし、手先がとても器用で細かい作業が得意です。

こちらの施設を5年以上使用している方で

いわゆる”ふるかぶ”さんです。

ある時から一緒に仕事をすることになりました。

私も汗っかきの方なのでWさんも似たような体質なのかなぁと思っておりました。

しかし、Wさんの汗っかきぷりは尋常ではないんです。

どのくらい尋常ではないかというと、

春先の暖かくなってきた頃私たちの感覚で言えば

私たちの「ちょうど良い」が

彼にとっては「厚い」のだそうです。

汗も滴っております。

5～6月に入ると30℃近い日がたまにありますが

その時の格好が

首に濡れたタオルをかけ＋保冷庫で凍らせたネッククーラー＋充電式ネッククーラー

いくら何でもやりすぎだろうと思い本人に聞いてみました。

冬でも薄着だし室内でストーブを付けると「暑い！」と言うし（設定温度は17℃）

冬の外が丁度良いそうです。

ある時彼に聞いてみました

歳を追うごとに体がしんどくなってきている

耐えられなくなってきている事を感じてはいるようでした。

他の人とは違う”不調”ということを認識しておりました。

健康な体になりたいと・・・

しかし・・・あんな結末になるとは予想だにしませんでした・・・

手始めにWさんの症状を簡単に一覧にした診断書っぽいものを作りました。

作戦はこうです。

１、いつも行っている内科　

　　➡　病状判明　→　治療へ

　　➡　病状不明　→　中規模の医療センターへ

２、中規模の医療センター

　　➡　病状判明　→　治療へ

　　➡　病状不明　→　大学病院へ

３、大学病院

さすがにここならば判明するでしょう？！

・・・という流れ

まずはこの診断書を持っていつもお世話になっている内科を受診することにしました。

～いつも行っている内科受診～

1回目の受診

Wさん一人で行きました（症状の連絡票を持参）

血液検査をして結果は次回の受診時に話しますとの事。

2回目の受診

同行しました。

先生の話を聞きつつWさんの症状について説明をしました。

同行者がいることで変な目で見られるかな～等と思いましたが

そうでもありませんでした。

甲状腺異常（多汗の場合この異常が考えられる事もある）の問題はありませんでした。

中規模の医療センターに紹介状を書いてもらい受診することとなりました。

～中規模の医療センター～

私は前回同行して説明した内容が紹介状に記載されていると思い

今回は同行しませんでした。（しかしこれが間違いの元でした・・・）

正しく情報が伝わっておらず

治療してほしいところを治療する診断になっていなかったのです。

これは後から気が付きました。

ちなみにこちらで診断されたのが”一般的な多汗症”との事でした。

～街医者の皮膚科～

中規模の医療センターから紹介状をもらい治療に行くことになりました。

私は病名が判明して治療に入ったのかと思い

色々聞いていくうちに”一般的な多汗症”としての治療をしていると聞き

私も皮膚科に同行しました。

先生にWさんの今までの症状を説明したところ

～中規模の医療センター～

ということで中規模の医療センターに私も同行で行きました。

前回診察して頂いた先生とお話をしました。

やはり症状が詳しく書かれておらず

～大学病院～

当日予約時間30分前には受付を済ませて下さいとの事。

私も同行しました。

さすが大学病院いつもながらすごい込み具合です。

ここで病状が判明し治療法も見つかるものと信じておりました。

待合室で待つこと15分

順番が回ってきて診察が始まります。

さすがは大学病院の先生です。

病状だけではなく生活習慣に至るまで詳しく問診していただきました。

問診の中で私も初耳で衝撃的な事が次々と出てきました。

１，睡眠時間：　①18時～20時　　②22時～2時　

２，運動：　早朝2時起床後　往復2時間かけて隣町の大きな公園まで徒歩にて散歩

３，食事：　一度に摂取する量　お米５合＋食パン１斤　

血液検査・尿検査・血圧・CTと行いました。

検査をいくつも行ったためお昼までかかってしまいました。

大学病だけあってコンビニや食堂・イートインコーナーなどがあり

Wさんと一緒に昼食をとることにしました。

この時先ほどの問診を裏付ける事になるのでした。

Wさんのランチ一式はコンビニで調達

ハンバーグ弁当・焼きそばパン・ピザウィンナーパン・唐揚げ棒・おにぎり（ツナマヨと昆布）

などなどうる覚えですが大きな袋に抱えて持ってきました。

ペロリ

あっという間に平らげました・・・

翌週結果の確認日

私は仕事の進捗の関係上同行できないので

代表に同行していただきました。

結果は・・・

食べ過ぎ・・・

色々な検査を行った結果は異状なし

多汗症は食べ過ぎにより体の生理反応で

適正量になれば多汗症も無くなるとの事・・・

なので薬の処方も無し・・・

まぁ重大な病気でなくて良かったです・・・

道のりが長かった～

おわり