こんにちはナカジです。
今回も「夢をかなえるゾウ」を読んだ感想を書きます。
夢をかなえる課題を一つ一つ実行してみました。
『人が欲しがっているものを先取りする編』
ガネーシャの教えによれば、
誰かにあったら「この人が欲しがっているものは何か？」
ということを考えながら接する。
そして欲しがっていること、
求めていることを出来るだけ与えるように心がける・・・
やって見ました。
現在私は福祉関係の仕事をしております。
この福祉施設を使用している方（Ｙさんとします）の引っ越しのお役に立てたお話をします。
Ｙさんは精神の病を患っており現状把握がなかなかできない状態です。
今回分け合って今の住まいを引き払い
引っ越すこととなったのです。
私たちが行っている業務はお仕事のお手伝いです。
引っ越しなど個人の事に関わることは無いはずなので・・・
お仕事の手伝いのはずが
なぜ引っ越しの事を言っているの？
私も引っ越しの話が話題に出ているのは
おかしいなぁと思っておりました。
通常の引っ越しであれば
引っ越し屋さんに頼んで
ハイ終了でしょ？
ところがよくよく話を聞いていると
通常の引っ越しではなさそうなのです・・・・
いわゆる『ゴミ屋敷』でした。
10数年住んで片付けはしていなかったようです。
引っ越しとなったとき、Ｙさんは私たち関係者を家の中に入れることを
頑なに拒否していたのはこれが理由だったようです。
『他人に恥ずかしいところを見せたくない』
その思いだけが強く次への一歩が踏み出せないでおりました。
そんなことをやっている間に時間が経ってしまい
気が付けば引き払う期日の2週間前になってしまいました。
そこでこのままではらちが明かないということで
我々職員が介入したというわけです。
そして職員の一人が知り合いの『便利屋』に見積もり依頼をしました。
渋るＹさんを押しのけて現場確認
こ・これは凄いことになっている・・・
何もかもごちゃまぜだ・・・
なぜかタイヤが家の中にある・・・
通常の作業では厳しいですね・・・
作業人を5名ほど入れて・・・
見積金額はなんと35万円！
そこでもう少し費用の安いところが無いかと話をしておりました。
私のブラック企業時代の取引先に
『解体屋』の営業担当が対応良かったのを思い出し
電話してみることにしました。
『ゴミ屋敷』の事を告げ
やはり通常の引っ越しとは異なるために現場確認が必要と事で
現地の同行は私の上司（会社の代表）にバトンタッチをしました。
急を要するため翌日には現場確認の約束を取り付け
相変わらず家の中を見せたくないＹさんを強引に押しのけ
現場確認実施
まぁ・・・
色々と混ざっておりますが
状態が状態なので～
作業員を2名つけて
ごみ収集車は2台
午前中2時間で方付けましょう！
見積りは諸々含めて10万円！！
しかも作業日は週末土曜日の午前中で良いとの事
神対応です～・・・
強引に家の中に入られて機嫌を損ねているＹさんを
半ば強引に説得して
引き渡しは目前
金額も安いし
何より2名の作業員が
家の中のものを全部出してくれる
色々考えたら今やらないと
この先出来ないですよ！
週末の土曜日決行！
家中にネズミの糞があったそうです。
Yさんが一人では一生かかっても出来なかった事を週末のわずか2時間で
10数年間のごみを片付けられ
月末までには部屋を明け渡すことが出来たようです。
Yさん本人もすっきりした様子で
いや～・・・
ほんとに助かりました～
ほかの職員もやれやれといった安堵しておりました。
私も皆さんのほっとした顔を見れて良かったなぁと思いました。
これだ！
『欲しがっている』
情報やものを提供する
気持ちいいよね！！
人の役に立てるってとても嬉しいことだと思いました。
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